ハンドライフルのマコちゃん

使用する弾と標的


◎どんな標的を使うの?

説明するよりも、見てもらった方が良いかと思いますので、画像を貼りますね。



標的自体の紙の大きさは、170mm×170mmです。

黒い部分の直径(七点の円の大きさ)は59.5mm、十点の直径は11.5mmです。

五点までしか印刷されていない標的もあったりして、紙の大きさはいろいろあるんですが、各点数の直径はみんな同じなんです。

これを10メートル先に置いて撃つんですよ。


◎どんな弾を使うの?

弾の直径が4.5mmの鉛の弾を使います。



(写真A) ↑この缶に500発入っています。




(写真B) ↑ふたを開けると、弾がぎっしりつまっています。



気になるお値段です。

1缶ずつでも買えますが、少し高くなってしまうので、私は一度に10缶をまとめ買いします。

1缶500発入りだと1,600円〜2,100円くらいです。まとめ買いで、10缶が12,500円〜13,700です(いずれも2020年08月20日時点)。

一発単価は、2.50〜2.74円ですね。

一回の練習で100発を撃ったとして、弾代は300円以下ですね。

射場利用料金が300円だった場合、一日の練習代は弾代を入れても合計600円です。私の場合、一回の射場練習で60発しか撃ちませんので、弾代と射場利用料を合わせても500円、なんとワンコインです!なんとランニングコストの安い趣味でしょう。


Aの写真の左側、黒い缶はRWS(アール・ダブリュー・エス)のR10(アール・テン)です。

右側の青い缶は、H&N(エイチ・アンド・エヌ)のフィナーレマッチです。

お店で買う時には、「アール・テン」を10缶ください/「フィナーレマッチ」を10缶ください という言い方になります。どちらも下記に書いてあるランクの中では「試合用」となります。メーカーが違うだけですね。ライフル用と間違わないように、缶にはピストルの絵(黒缶)やピストルを撃つ人の絵(青缶)が書かれています。絵柄はたまに変わりますから、この写真とは違うことがあるかもしれません(2020年10月時点、全く違う絵柄になっています)。

(豆知識ですが、H&NはHandler & Natermann(ヘンドラー・アンド・ナターマン)だそうです)


弾の品質のランクはメーカーによっては3段階ありまして、わかりやすく書くと、練習用/試合用/スペシャル弾 となります。値段の違いは、弾にバリがあるかどうかなどの仕上がりの違いや、梱包の違いです。

試合用の弾に比べて、練習用の弾は若干安いですし、スペシャル弾は一つ一つの弾がぶつからないように一発ずつの間仕切りの中に丁寧に並べられていて、その分高いです。試合用丸缶が500発入り1,600円だとすると、スペシャル弾は同じ値段で200発しか入っていなかったり、100発で1,000円くらいします。



(写真C) ↑スペシャル弾です。一発一発が大切にされていて、なんかスペシャルでしょ?


写真Aと写真Bの弾は試合用と書きましたが、練習でも試合でも使い分けることなく、みなさんこの弾を使うことが多いようです。特に私くらいのレベルですと、もし練習用の弾を使って狙ったところから外れた場合、それが弾のせいなのか自分のせいなのかがわかりません。試合用の良い弾を使っていれば、外れたのは弾のせいではないことがわかりますから、私は常に試合用の弾を使っています。

スペシャル弾も試合前日の練習と試合当日で通して使ってみたことがありますが、40発競技で370点台のレベルではわかりませんでした。もちろん、上級者の方には違いがわかるのでしょう。


ちなみに、弾は4.5mm弾だと書きましたが、メーカーによっては、それ以外に4.49mm、4.48mmといったものも用意されています(4.5mm弾だけのメーカーもあります)。どれを使うのが正解かということはありませんので、好みで選んで良いと思います。

撃ち比べをする場合は、一発ずつ撃っただけではわかりませんので、一種類の弾をある程度の数まとめて撃ってみてくださいね。

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